2018.09.21

拘束帯

拘束帯

今回は拘束帯という道具について書いていこうと思います。

まず拘束帯とは、読んで字の如く拘束する帯です。
何を拘束するか、それは体です。
主にベッド上からの転落防止や患者さんの安全のために使用されます。

あまり一般科では使用されることは少ないと思うので見たことがある方は少ないと思いますが、烏山病院は精神科の病院なので使用する機会は少なくありません。

正直、最初にこれを付けられている患者さんを見たときは可哀想だなぁ…と思いました。
体をベッドに拘束されているのです。
多くの方はそう思うのではないでしょうか。
しかし、今ではほとんどそう思わなくなりました。
なぜかというと、先ほども書きましたがベッドからの転落事故をほぼ確実に防げるからです。
患者さんの中には、なぜこんなところにいるのかわからない。
早く家に帰らせてくれ!という方がいます。
そういう方の中には怪我や高齢の為、歩行が非常に不安定な方もおられます。
では、拘束帯を使用せずにベッドに寝ていただいたらどうなるでしょうか。
そう、間違いなく転落事故あるいは、転倒事故が起きます。
骨折をしてしまうかもしれません。
場合によっては、頭部を打撲して死亡してしまう可能性もあるのです。

このように安全のために拘束帯は使用されていると知って、可哀想だなぁという感情はほとんどなくなりました。
しかしながら、身体拘束は、最も重大な行動制限となりますので、安全な行動制限解除に向けて日々チームで努力しています。
そして、烏山病院では拘束帯が外れていないか安全な方法で拘束が実施されているかを毎日看護助手も確認しています。

患者さんの安全を守る、それも看護助手の大切な仕事なのです。

SOGA
Eikichi Soga
ナプリ人材本部 ナプリプラス人材部

高千穂大学経営学部経営学科卒業。シンカナースにて看護助手業務(病棟クラーク、外来助手、病棟助手)に従事。介護職員初任者研修を所持

好きなこと:ゲーム(スマホゲーム、TVゲーム等)、お酒(ビール)

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